頭金と住宅ローンの割合
家づくりには多額の費用が掛かります。とくに新築住宅の場合には、中古住宅購入よりも費用が掛かることが考えられます。ましてや、土地から購入をして、新築注文住宅を建設する場合には、土地費用や建物費用以外のその他諸費用を合わせると、とても自分では賄いきれない金額になります。この場合は銀行の住宅ローンを借りて建設することになりますが、フルローンで行うと返済が大きくなりがちです。ですから、出来るだけ頭金を入れるように心がけたいものです。できれば、住宅総建設費用の3割くらいの頭金をためてから住宅建設に臨むようにしたいものです。そうすれば、残りの7割は住宅ローンを借りることになり、ローンの返済も幾分かは楽になることでしょう。
土地代と建物費用以外の諸費用とは？
注文住宅を土地から購入して建設する場合には、まず土地代がかかります。そして建物の本体費用は当然掛かります。そのほかにも細かい費用が掛かることを知っておきましょう。例えば、電気やガスが開通していない場所であれば、その開通費用が掛かります。他にも井戸を使用していたような場所であれば、井戸の供養を行う必要があります。さらに、地鎮祭などを行うことが多いです。それ以外であれば、外構工事費用なども考えられます。このように、建物の本体価格以外にも、細かいオプション費用のようなものが掛かるのが注文住宅の特徴です。これらの費用を念頭に置いておかないと、予想をはるかに超える費用に驚いてしまうことになるので注意しておきましょう。
ローコスト住宅は、比較的安い価格で建てられる住宅のことです。プランを限定した規格型にしたり部材の一括購入などを行うことで、コストダウンを実現しています。