いただいてから1ヶ月を目安として
結婚、出産、進学などでお祝いをいただいたときに先方に内祝いをお返ししますが、いつお贈りすればいいのか迷うことがあるかもしれません。日本には古来から縁起のいい日との考え方があって、代表的なのは大安吉日です。お祝いをいただいてから1ヶ月くらいを目安として、その期間内に大安吉日があればその日にお渡しするのがいいでしょう。出産祝いのお返しの場合は妊婦さんの体調がすぐれないことがあるかもしれませんので、もう少し長い期間、2ヶ月後にお渡ししても失礼には当たりません。1ヶ月から2ヶ月を過ぎてしまうようでしたら、先方にお礼のご挨拶とともに遅れることを連絡しておきます。お詫びの気持ちを添えることも忘れないようにしましょう。
休日にお渡ししましょう
大安吉日は縁起のいい日ですが、逆に縁起が悪いとされる日もあります。それが仏滅と赤口ですので、この日には内祝いを渡すはやめましょう。大安吉日であればいつでもいいというわけでもありません。先方のお休みが分かっているようでしたらその日を選びましょう。大安吉日だからといって平日を選ぶと先方にも予定があり、時間的に厳しくなることもあります。贈る側の都合ではなく、先方のご都合を配慮する気持ちが大切です。遠方の方に内祝いを宅配便などで送る時にも、日にち指定をして平日に届かないようにするなどの配慮が必要です。先方が喪中の時には、1ヶ月から2ヶ月にこだわる必要はありませんので、喪が明けてからお渡しすることになります。