内祝いは半額返しが目安
お祝いをいただいた先方にお礼の気持を込めてお返しする内祝いは、いくら位の金額のものを用意すればいいのか迷うこともあるでしょう。一般的にはいただいたお祝いの半額を目安にするとされていますが、すべての場合にそれでいいわけではありません。高額なお祝いをいただいた時にも半額返しをすると、先方に余計な気遣いをさせることにもなりかねません。内祝いの金額よりも、お返しする側の誠意が大切になりますので、直接伺ってお返ししたり、一緒にお礼状をつけたりすることが大切です。高額なお祝いをくださる相手は自分から見てかなり目上の人でしょうから、無理をすること無く今の自分にふさわしい金額をお返しすれば失礼には当たりません。
お祝いの金額がわからないときは?
いただいた品物の金額がわからない時にはどうすればいいのでしょうか。そんなときでも詳しく金額を調べる必要はありません。お祝いをくださった方が、調べたんだなと感じると失礼に当たります。内祝いで大切なのは金額ではなくお返しの心です。いくら位のものをお返しすればいいのか迷った時には、2千円か3千円くらいのものを選びましょう。あまりに高額な内祝いを用意するといただいた方が恐縮してしまいます。連名でお祝いをいただいた時には内祝いも小分けできるものを選ぶといいでしょう。この場合にも人数が多いからといって、品物の数を増やして結果的に高額になることは避けたいものです。連名の時には、内祝いの決まったルールは特にありません。